9月13日公開の「ぼくのお日さま」という映画を観に行きました。
主人公の男の子は、ある日、フィギュアスケートを踊る女の子に釘付けになります。
女の子はちょっと大人びた中学生くらいの女の子。
男の子は小学5年生くらいかな。
それぞれ、たくや君(越山敬達)とさくらちゃん(中西希亜良)という。
野球をやっている彼は、北海道に 小樽とか帯広のような寒い地域に住んでいる。なにしろ冬には、郵便ポストが1/3ぐらい雪で埋まってしまう豪雪地帯なんだ。
だから、その町の男の子たちは、冬の間は野球ができないので、「つなぎで」アイスホッケーをやっている。 しかし、彼は残念ながらどちらもうまくはない。
アイスホッケーではゴールキーパーをやらされていて、脇腹をスティックで蹴られたり、「あんなボール取れてて当然なのに」だと友達に陰口を言われたりする。
しかし、それを聞いたたくやの親友は
「じゃあお前がやれよ」
「やだよ。 あんなキーパーなんて終わってるぜ。」
「じゃあ、そう思うんなら(おまえは)文句言うなよ」
と言って相手をギャフンと言わせてて、かっこよかったぜ!
そして、アイスホッケーの場で、
彼は青いスカートを身に付け
フィギュアスケートを踊る 彼女に、一目惚れするんだ。 モヤのかかったスケート場で踊る 彼女は、女神みたいだ。
そして、フィギュアスケートを踊る彼女にに魅了されて、たくやも、さくらのコーチ(池松壮亮) に指導してもらうことになる。
なんだか、少年がスケートしてる様子って新鮮だな。 羽生結弦も仙台でこんな風に踊ってたんだろうか? そして、荒川先生(池松壮亮)は高橋大輔にちょっと似てるような気もする。 ひげ生やしてたからかな。
彼は同居してるパートナーに、「なんか楽しそうだ。スケートの話してる。 珍しいなあ」などと言われ、ちょっと照れながら嬉しそう。荒川コーチは、以前はかなり有名なフィギュアスケーターだったらしい。
この映画では、ドビュッシーの「月の光」が効果的に使われていて、すごく情緒を感じたし、幻想的な感じがした。
思春期に入りかけの2人だが、まだまだ無駄にふざけたりして楽しそうだ。銀世界の中で滑ったり、手をついだり、雪の中にダイブしたり、本当に美しいし、楽しそうだった。(あ、ちなみに付き添いで荒川先生もついてます)
たくやは、最初の言葉がつっかえてしまうという吃りの症状があるんだけど、自分の意思は、行動や返事でしっかり伝えるのがかっこいい!!とても相手に対して誠実なんだよね。
ここで私がすごくいいシーンだと思ったのは、2人が、「(まだコーチが来ないけど)合わそうか?」と言ってアイスダンスの練習を始めた時。2人きりだから、みてるこちらがドキドキした。
イギリスの「ビリー・エリオット」(リトルダンサー)という映画をのバレエの話をちょっと思い出した。
「男子も女子も、好きなことをできるのがいいよね」とビリー・エリオットでは教わった。ちなみにこの映画では、ジュリー・ウォルターズ演じるバレエ教師がむちゃくちゃ良かった。タバコ吸いながら指導してるんだけどね😁
ちなみに、この映画の題名はハンバート・ハンバートの「ぼくのお日さま」という曲からつけたようです。その歌詞を使っての、おしゃれなエンドロールも良かったです。
あまり
奇抜なところはないし、セリフも多くないけど、かえってそれが、心に沁みました。
そして、あの北海道の美しい夕焼けや湖や森などが、たくやの感性を育てたのかもなあ、とも思いました。

おわり
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