
紫と白のトルコキキョウと、黄色い花
先日、肩が後ろに回せなくなると同時に、手首に腱鞘炎のような症状が出たため、近所の整形外科に行きました。
そこで、レントゲンなどの結果、骨に特に異常はなく、どうやら疲れからきているようでした。腱鞘炎疑いも本来の腱鞘炎の箇所ではないらしく、、先生が「とりあえず、塗り薬とシップで様子をみて、リハビリをしていくと治るでしょう。」とのこと。うむ、大したことはなかったのね。そうしたら、なんとなく気が楽になってきました。(なんて、単純なんだ!)
そのあと待合室で「あら、サニさん?(仮名)」といわれ、「私よ、わかる?」と言われたが全然分からず。そしていつも彼女がメガネをかけているのですが、今日はかけてなかったので、、名前を言われてやっとわかりました。いや~6.7年ぶりに会うと分からないものですね。
彼女とは、娘が幼稚園からのつきあいで、一緒に学校の役員もやったことがありました。(彼女はものすごくできる方で、わたしはなかなかのドジママでいろいろお世話になっていました(-_-;))
そして、わたしたちは近況を話しましたが、
いやー、7年前には話せなかった体の不調、ケガ、病院通いなどがでるわでるわ。
まさかの「体調トーク」だけで待合室の時間は過ぎていきました。
「それではまたね~~!」と別れるとき、ふっと思いました。
あ。わたしたち、自分の子どもの話をひとっつもしてなかった!
そう、ついこの間までは、
自分語りよりは「お子さん元気?」みたいなトークをしてたんですが、さすがに子供が二十歳を超えるとあんまり子どもの話はしないものなんですね。何かの話題で子どものことがでてきても、小学生くらいまでならそこそこ話していましたが、最近はめっきり話題の中心にはならない。そして、その肝心のお子さんだって、あれこれ他のお母さんたちにうわさもされたくないし、いま人生の絶頂にいるとも限らなく、、そう考えるとこれくらいのトーンで自分語りをする、というのは正しい感じもしますね。
わたしは、なんとなく
「わたしも少しづつ、子離れしてきてるんじゃないかな~」と思い、口元をゆるめつつ家に帰りました。
おしまい