ここ二日くらい私はず~~っと、「ドリアングレイの肖像(オスカー・ワイルド著)」の本を探していました。わたしの本棚は、
一軍
二軍
殿堂入り(永久の一軍)
に分かれているんだけど、何か月にいっぺんは殿堂入り以外は入れ替えている。
そしたら場所がわからなくなったはなし。(トホホ、、、)
おかげさまで昨日、「書店カバー」をつけてたドリアングレイの肖像を見つけました!!やったあ!
↓過去ネタは、内容ネタバレバレです。お気を付けください。
youtomejiteki1000sai.hatenadiary.com
ドリアングレイの肖像を読むきっかけは、2018年のクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」という映画。このとき、クイーンのフレディ・マーキュリーが愛読してたというのがこの本。以前も一読して、「なんだか醜悪だなあ。ドリアングレイ、ひどすぎるじゃん!そして、そそのかしたヘンリ卿もおとなげない」と思ってました。
前回は、ストーリーに引き込まれて早く先へ、と先走ってたのか、セリフ一つ一つや花やバジルの庭などの描写に目がいかなかった、、なんだか、前はもっと浅く読んでたかもしれない、、
登場人物のヘンリ―卿という貴族は、美に無自覚だった若者ドリアングレイに、耽美的な価値観を教え込む。(美がすべて、若さがすべて、慈善事業してる場合じゃない、感性で生きろ??)
↑
ん??これって今のインスタ信仰、見た目重視進行に似てる?
若いいっときの衝動より、その後の人生のほうが長い!!と言うのが大人なのに・・・無責任で調子がよいヘンリー卿よ、ドリアンをたぶらかさないで!!
またヘンリ―卿は「自分の考えを人に影響させるのが人生の醍醐味」とも言ってる。
悪趣味な考えだ、と思うが(いまでいうサイコパスか)
世の中、また私たちの考えや本能の根本はこれかもしれないなあ。
わたしたちは、師匠や導く人に会える出会いのときが、人生で何回かあり、
それにより人生が一変する。
その師のよって人生は好転もするし悪い方にも転がる。そのときは、師と仰ぐ人をよくみてみることが大事なのだろう。(そのひとに惹き付けられるのは自分も似た部分があるか、もしくは自分と全く違うかも知れない)
だから、大人になって、きれいな人が開けっ広げではなく、慎重で控えめな性格になるのももっともなのだ。(周囲の妬みをかわない、変なひとに関わらない、いわば見えない盾を身に付ける)
「あのひとは高嶺の花だから」と言われたりとか「つんと澄ましてる」というのも、悪い人に自分を乗っ取られまいとする防御なのだ・・・
男性も女性も、美しい人は凡人より苦難の連続なのだろう!
(☝ちょっと味わってないから実感はわかないがwww)
あと、「人生、何事も経験!」というけれど、アルコールやドラッグ、野球賭博(いま話題の、24億使い込んだオータニさんのマネージャーのように、、)、パチンコには首をつっこまないほうがよいですね。人生棒に振ってしまいますから。あと、株式投資も行きすぎると時間に限りがない賭け事とおんなじ、ともいいますし。
とりあえず、若い人には誘惑は多い。
ミドルエイジ以降にも誘惑は多い。
みなさま、頑張っていきましょう!!
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