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ウォーレンバフェットの投資会社バークシャーハサウェイは、なぜ日本の商社5社を買うのか。

 

さて、今日のニュースは投資家ならずとも一度は聞いたことがある、ウォーレンバフェット氏についてです。

 

 本日プレスで発表されたように、バフェット氏は、日本の大手商社5社の株を5%買い付けたと報道されました。具体的には丸紅、三井商事、住友商事三菱商事伊藤忠商事です。

なぜ、日本の株をこんなに大量に買い付けたのでしょうか。ちなみにバフェット氏は、12か月前からコツコツと買い続けたそうです。

 理由としては、これらの会社が世界で合弁会社をつくっていること、また将来、相互に利益を得る機会があるから、と書いていました。

 

なぜ、日本の商社の発行済み株式の株式を買うのか、その理由を5つ考えてみました。

 

①日本の株に投資したい、未来に希望がある、というような書き方ですが、バフエット氏は、自分に利益があるときに株を買います

つまり、バリュー株に長く投資している彼ですから、単純に売却益やうまみがあるから買うのではないでしょうか。特に2020年1月からの影響で、日本の商社は軒並み収益率、売買高が下がっています。そのコロナ禍で彼はいち早く航空株を売り、また、JPモルガン、ゴールドマンサックスなどの銀行株も売っています。そして、カナダ産金大手バリックゴールドの株を大量に買っています。

金に関しては日本でも、資産価値が高いので、8月7日には7769円/gの値段をつけました。(現在は7385円/g)経済が不安定な時は現物の金や銀やプラチナが買われますね。

 ちなみにジムロジャースは、2019年には日本の株は買わない、と言っていましたが、2020年6月にはEFTなど買ってもいいのでは?という感じで風向きが変わってきています。

 

COVID19のワクチンの販路の利益があるから。

日本はイギリスのアストラゼネカと提携し、ワクチン開発に成功したら、1億2000万かいのワクチンを日本に提供してもらうことになっています。その流通で利益を得られたり、またそこからアジア周辺にもワクチンを売るとしたら販路のノウハウがあるから。

 

経営権を得るため

実際には5%では、経営上大きな発言権はないかもしれません。しかし、株式会社で3%以上の大株主は株主総会招集権などや、決算を詳しくみる権利はあります。そして、将来の経営権を握る野望も無きにしもあらず。

 

④日経のETFを外貨建てでもっていたら、ドル高で買ってドル安で買う。そのために日本の株価が高くなるのを見越して、1年前からこつこつと商社株やETFを持っていたとしたら、、ちなみに現在は円安傾向で一ドル106円です。11月にはアメリカの大統領選があります。今後株式市場が不安定になり、ドルが売られ円高となったとしたら、、外貨で日本の株式を買って利益を得米国の会社は強いでしょう。

 

長期的な日本買い

日本政府は商社が日本の要と思っていますから、銀行同様に資金を供給しているようです。だから、つぶれない。日本を買おうとしているのだったら、、ちょっと恐ろしいですけどね。

 

以上が私の見解です。でも、バフェ

ット氏が日本の株を短期的にでも買おうと思っているのなら、日本に希望をもってもよいのではないでしょうか。

ちなみに2020年8月28日、日本の安倍首相が7年8カ月続いた政権から、潰瘍性大腸炎を理由に降りることを表明しました。今までお疲れさまでした。

これから日本の政治、経済はどうなるでしょうか。私たちがずっと考え続けるべき問題ですね。

 

by サニらいと

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