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岡田斗司夫の「YouTuberが消滅する未来」と「シン・育児論」

先月、息子が買ってきたおたべの夏バージョン。わらびもちがもちもちして美味しかったです!

午後6:29

 

先日、岡田斗司夫の「YouTuberが消滅する世界・未来2028年の世界を見抜く」をKindleで読んだ。 

 

これは、2018年に書かれているが、当時としては大分画期的だったと思う。いまの日本や世界の現状ではないか、と思える点もたくさんあるので読みすすめていて面白かった。

 

ここには20年30年というスパンで考えたら、人間にはどんな仕事も残らないと、書いてある。

 

 

YouTuberは芸人や才能のある人しか残らない。 AIがとって変わるから、十分な収入を得て生計を立てられるのは人にぎりだけだ。ここについては、コロナ禍でテレビの出番がなかったときにかなりの俳優や芸人がyoutubeを始めたので、なるほど、と思った。youtube創成期にはわんさかいた一般人が出る幕は、だんだんなくなってきている。

 

 

このように書いていると、わたしたち一般人はまさに「きみたちはどう生きるか!」という命題を突き付けられているようだ。

しかし、現実にAIにとってかわられた映画のCGや、レジの仕事や事務の仕事などは、もう私たち人間のメインの仕事ではなく、補助としての役割しかないようだ。

こんな世の中でも生きている価値はあるんだろうか、と岡田斗司夫は問題提起している。

 

 

 

彼は、AIとの疑似恋愛もわるくないが、子育てについては面白い提案をしている。

 

昔から、やることのなくなった高貴な人にとっては、「育てる」ことが(または自分のコピーをつくる)ことが一番の楽しみだ、と言っている。

 

そして、それはいま「まだ暇を持て余してるほどではない」、わたしたちにもつながるのだろう。

 

いずれ、機械やAIがなんでもやってくれたら、私たちはやることは「生み育てる」ことしかないのであろう。なぜなら、執筆やこういうブログさえも、大量生産することのできるAIにとって替わられるだろうから。

(でも、人間が書いてないブログなんて誰が楽しいと思うだろうか。)

 

 

 

子育てについては、みんなお金の面や仕事との両立の面でしんどい思いもしている方が多いが、筆者は

もしかして子どもをいっぱい生んで、ゲームみたいに生活保護ももらいながら、何人も子供を育てられる世界になるかもよ!」なんてとんでもないことが書いてあって驚いた。

 

これは、子どもをぽんぽん生み育てる「大家族テレビ」のようなものか?とも思ったが、彼が考えたのは

「やはり、子育てはたのしい!」

「国は若い子が多い方が盛り上がる!」

そういう風潮ができれば面白いんじゃないか、ということだ。

 

確かに子供を育ててる時は、自分も家の中もせわしないが充実している。 

こういった社会を夢見ている 岡田斗司夫は、我々に未来への希望を持たせている。

 

 

そして、フィリピンやインドなどという国が台頭してくるのは当たり前。  赤ちゃんや若い子が多ければ消費も刺激されるし、逆に子供を持った方が人生豊かになるんじゃないかと書いてある。 今の日本の風潮がゲームチェンジするかも、と言っている。

 

 

 

 

これに関しては今現在、なかなかそうはなっていない。現在、岸田首相のあとの総裁選も10人ぐらい候補がでていても、本当に日本を変える気の人はいるのだろうか、と甚だ疑問である。

しかし、現に子供を何人も育てて楽しそうに生きている家族もある地方ではいろいろ補助金、出産一時金、地方都市独自の支援、若い人定着のための住宅支援、中学生まで給食費が無料、などの制度を使いながら、ゆったり生きている人もいる。わたしたちの脳みそを新しくシフトすべきなのかもしれない。

 

 

 

趣味としての育児。

資産としての育児。 

子どもは資産、といいきっている。それは国で考えれば当然だが、個人のセイフティネットとしても大事なのだろう。

 

 

 

最後に

「面白く生きろ。自分の人生を何本立てかにするほうが面白い」

何か1本で生計を立てていく、とかの考えはやめたほうがいい。

 

 

うむ、なかなかハードモードな世界だよねえ。

でも、映画も名画座なら二本立てになってたりする。だから、何か一本ではなくても、人生前半は趣味も勉強も続ける、社会人になっても趣味や家族との時間を持つ、老年期はPCやAIと親しむ、などと楽しむのが「混とんとした世界をいきるコツだよ!!」と言っているのかもしれません。

 

おわり


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