前回は森永卓郎氏のいいたかったことの3つ目まで書きました。
今回はその4を書きます!
4.国民の借金について
.本文P.56
国民一人当たり823万円と言われる国の借金はほんとうにそうなのか?の検証の件です。
国の借金は、国債を入れて1029兆円(財務省パンフレットより)」借入金も入れると1661兆円。
ところが資産については
現金預金と有価証券・・・841兆円
土地・建物の固定資産・・・280兆円
これを合わせると1121兆円
借金 1661-1121=540兆円
日本のGDPは527兆円で、借金のGDP比は102パーセントだから、世界と比べてもたいした借金ではない。
負債を一人当たりに直すと540兆円割る1億2570万人=432万
上記の830万でなくてよかった!!とほっとしたけどさ・・・
よく考えたら日銀に預けてる現金預金て私たちの資産ではないか!!これを「国の資産」として計上していいのかは疑問あるけどもね。
あとは、
〇何かあったら日本の含み資産米国債100兆円を売ればいい
〇国家公務員宿舎などは時代錯誤、82平方メートルあたり3LDK12万4612円など安すぎるから売却
〇民間より40パーセントも高い国家公務員の給与(民間の上場企業の派遣やアルバイトは無視した給与の+40%)を減らす
民間40万円給与を基準にして60万円の給与だそう。。。
財務省や官僚は、自分の身を削る改革をしないと少子化も止まらないよ
このままでは日本が没落してしまうから、森永卓郎氏の渾身の作の出版は素晴らしいと思います!ほんとにありがたいです!
ちなみにいろんな出版社にこの原稿を持ち込んだが、「中身もみないで」すべて断られて
この「三五館シンシャ」だけが引き受けてくれたらしいです。
出版に関しても制限されるなんて、日本もかなりまずいのでは??と思いました