私が就職した当時はバブル終わりころだったが、
まだまだ景気は良かった。(年がバレるなあ( ̄▽ ̄;))
(https://www.ac-illust.com/main/profile.php?id=tacca&area=1 上記はacillustの taraさんのイラストです)
しかし、うちの会社はあからさまに男性優位であった。。
わたしはあんまりお世辞もうまいこともいえないし、実家ではわりと私をフリーにしておいてくれたから、男性を立てたりする術も知らなかった。学校も女子の大学だったしね。しかし、この新卒で入社した会社は、ありえないくらい、、
男尊女卑!であった。
いま思うと、30才くらいの女性先輩に向かって、うちの同期や同僚らは「いつ結婚退社するの?」「もう、30才間近だよ」「昔は美人だったよね」など、自分のことを棚に上げて人をいじる。
40才以降の女性には「オールドミス!」、共働き女性には「早くやめて若いこが入ればいいのに」「家庭もちだからって早く帰んなよ」などなど。
ひどい時代だよ、まったく。
わたしは、今になって、わりと待遇の良かったその会社への違和感が判明した気がした。
なぜそう感じたかというと、
うちの夫がわりとそういうことに対してフラットだからだ。お母さんをリスペクトしてるし。(マザコンではないよ)
「私が入社した会社はわりと見た目重視、若さ重視で、今思い返したら、セクハラ全開だったようだ。あなたの会社は?」というと、
「うちは技術職だからそんなことをいうひといなかった」という。「あと、結婚しても二人とも同じ会社で仕事してたし!」と。
うーん。やっぱり会社や配属先で人生や価値観がこんなに違うのか!!
いまのモラル重視時代、あの女性蔑視してた同期らはどう生き抜いているんだろか。
PS
あとで、がんばって総合職になった元同期の女性Aに聞いたら、あの頃女性を揶揄してたひとびとは、やはり出世してなかったようだ、、ひとをコケにしたらあかん、ということですね。
それから、NHK朝ドラの「寅に翼」の伊藤沙莉の演技と脚本、素晴らしいですね。100年以上前の法曹界のパイオニア、いちいち話や講義などで不満や疑問があると、立ち止まって「はて?」とひとこと申すのは、ほんとに小気味良い。
わたしも、会社で「はて?」といい続けてれば良かったのかもしれない。
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