続けよう!サニらいと、の楽日記

サニらいとの楽日記

「けんかをやめて」とモラル #竹内まりや 河合奈保子


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 けんかをやめて、二人を止めて

黒柳徹子司会のザ・ベストテンを思い出しますね。

さて、なぜわたしがこの名曲について、書いているのか?

 

実はもしもアフィリエイトから、「あなたの過去ブログで貼り付けられている映像Youtubeで、officialでない映像が使われてますので、あなたのアカウントを削除しますね!」という通告があったためだ。なんと!!

 

ああ、、いろいろ過去のブログを観たら、いろいろofficialでないものを出しているではないか!!

 

でも、この「けんかをやめて」、はわたしが竹内まりやの「souvenirスーベニアムービー」という映画を観て、いろんな意味でひっかかりがあった曲だったので、これを機に過去ブログを書き直してみることにしたのです。

 

 

はじめて聴いたときは私が思春期だった、ということもあり、いい曲調だと思いつつ反発もありました。つまり、恋愛において誠実、真面目という面やモラル的には真逆ですからね。

 

しかし、ザ・ベストテンやトップ・テン(当時の歌番組)では常にランクインされていて、反発を覚えながらも口ずさんだり、友だちと「ひどい人だね!」などと言いながら話題にするのでした。

 

つまり、この曲が支持され、今も歌い継がれているのは、アンビバレント(両極性)、光のプリズムのような屈折性が人の心にあるからではないでしょうか。

 

 

私たちは、この歌詞のような恋愛をしたら、普通は人にドン引きされ、100%責められるでしょう。

しかし、古今東西ドンファンと呼ばれる人やトムクルーズみたいなモテモテの人、いま話題の大河ドラマ「光るきみへ」の光源氏など、心が移り気でモテるひと、ってたくさんいますよね。

動物界でももてるライオンは、メスからいろいろ貢いでもらうそうです。まあ素敵!!

 

 

つまり、私たちは現代社会のモラルあるひととして生きているから(現代人)このような態度をけしからん、と思うのであって、他の時代、他の人種ならそうとは言えないのかもしれません。

現に、トム・クルーズが何回結婚しても、ジャスティンビーバー、テイラースウィフトが色んな浮き名を流しても、世間は気にしませんし。
(⬆️高嶺の花のハリウッドだから気にしてないのかも)

 

そこへ、この曲。しかも小悪魔要素のない、純アイドル、河合奈保子が歌う、というギャップ。世間は非難ゴーゴーするかも、と竹内まりやは計算していたかもしれません。

 

しかし、人を同時に愛してしまったり、同時期に告白されたり(いわゆるモテ期)、気乗りがしないまま付き合ったり、気まぐれで愛したり。

 

こんな恋愛は人生に「ないわけではない。」

 

竹内まりやの曲「駅」、「シングルアゲイン」、「告白」もしかり。

 

私たちは、理性や現代人としてのモラルのみで生きているわけではないのです
その揺れる気持ちを表現した河合奈保子とはじめてアーティストに楽曲提供して歌手をプロデュースした竹内まりや。彼女たちが最強のタッグを組み、最高の歌を作ったと思います。

 

人には、一度くらい他のひとには言えない秘密や恋愛があるでしょう。
それが今でもこの歌が歌われる、あるいは惹かれてしまう秘密なのかもしれません。

 

p.s.我が家は現在、モラル下で暮らしております、念のため。

 

あと、YouTubeにつきましては、公式、非公式を一応チェックしました!ふう。

また、2022年の新海誠のアニメ「すずめの戸締まり」の中で、ドライブ最中の挿入歌として「ケンカをやめて」が使われていました!ギスギスした場面が河合奈保子の声でほんわか和らげてくれて、嬉しくなりました。

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