こちらはミズさんのイラストです!
午後7:38
今回リチャード・ブロリーの「夢をかなえる一番良い方法」を読んだ。 彼は、過去に「ミーム(心を操るウィルス)」という本を書いて大ベストセラーとなった。 また、リチャード・ブロディはマイクロソフトにおいてワードを開発した人で、マイクロソフトを退社したあと、若くしてストックオプションで大変な財産を築いた。(うらやましい!)しかし、ストレスや様々な悩みがあり、その当時はあまり幸福ではなかったそう。それがこの本を書くきっかけになったそうだ。
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大まかに行って、彼は自分の好きなことを深く探りおこして、やりたいことをやろうと書いてある。
1.「やろう」と決意する心。
人生の目的をきめたり、何かをやろうと決心するためには、「子供の頃からの夢」「子供の頃に好きだったもの」がヒントになる。
決意とは1つの人生を意識的に選ぶことだ。 つまり、将来の生き方を「今日」選択するということだ。 例えば朝6時45分スポーツクラブで運動する。 毎週1時間は執筆する、家族と良い時間をもつなどだ。ただし、悲壮感をともなったり必死感がともなってはならない。
また、結婚などについても「裏口を閉めておこう」と表現してある。 つまり理想の相手に出会って「どうしよう」と迷う心はあっても、結婚の決意(ある意味腹をくくる、ということか)をしていると相手にも誠意はつたわる。こうして相手との結婚に結びつくというからまさに「チャンスは前髪をつかめ!」だなあ、と思う。
2.他人からの評価について。
好きなことを中心に掘り下げていって、目的をもって行動して入れば、ひとに承認されなくてもまったく気にならなくなる。
(昨今の承認欲求と真逆である)
3.被害者意識
P 124
筆者は幸せの子供時代を送った。 彼は兄とけんかしたとき、「不公平だよ!!」 といって自分の正当性を親に認めてもらっていた。
しかし、大人になったいま、これを言って
「よろしい。 直してあげよう。」といってくれる奇特な人はいるだろうか。 「この効果があるのは、頭上に救いの妖精がある時だ。」だって。おもしろい表現だなあ。
4.あなたの幸福とは何か? を考える
P201
あなたの目的が「もっとお金を稼ぎたい」とか「労働時間を減らす」とかなら、
もう少し掘り下げて考えてもらいたいと書いてある。 単に転職したいとか、家の新築もしたいという場合も同様で、もっと深く下げて欲しい。 そうすることによって、自分に大切なことを完全に把握させるのだ。
自分を最高に楽しむことは100%可能だ。 毎朝目覚めると充実し満足した、活気溢れる1日が始まり心が踊る人生だ。 10代から90代まで、これ以上ないほど楽しく、心を踊るような幸福な日々を過ごしてる人がいるのだ。
まるで天国みたいだ!!リチャードブロディが、朝もやのなかで、夢心地でこの文章を書いてるのかな、と思ってしまいこちらも幸福というものにうっとりする。
5.人生最高の体験を思い出そう。
P 208
(それは)あなたのもっともも好きなことであり、あなたの心にある深い部分だ。
この部分を読んで以前に読んだ、
「人生のレールを外れる衝動の見つけ方」( 谷川嘉浩著)のことを思い出した。 「人生のレール~」の本を読んでから、こちらの本を読むとリチャード・ブロディが言っていることがよくわかる。 人生の成功者が至る道、あるいは方法論というのはみんな似通ったものなのだろうなあ。
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でも、「人生のレール~」は、わたしたちがどうやって「好き!」や「深い衝動」を見つけるかをさまざまなアプローチで書いてある点で、画期的な本だと思う。ちなみにこの本で「葬送のフリーレン」のハイターを例にあげたり、「チ。」の主人公が天文学に魅入られる様子もでていてとても面白かった。
終わり
p.s.
彼はマイクロソフトの社員だったから、本の帯にはビル・ゲイツの「驚くほど有益だ!」という推薦文(一言ね)が書いてある。いまや大富豪のビル・ゲイツ、彼もリチャード・ブロディの本を参考にして幸せになれたのかなあ。
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